足立紳（あだちしん）　シナリオ作家・映画監督

1972年生まれ。鳥取県出身。日本映画学校卒業後、映画監督の相米慎二氏に師事。助監督、演劇活動などを経てシナリオを書き始める。第一回松田優作賞グランプリ作品で2014年公開の映画「百円の恋」が大ヒット、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、菊島隆三賞をはじめ数々の賞を受賞した。また創作テレビドラマ大賞を受賞した「佐知とマユ」が第4回市川森一脚本賞を受賞。2020年公開の「喜劇 愛妻物語」が東京国際映画祭で最優秀脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞するなど、数々の作品で高い評価を受けている。

●映画(脚本)
「笑いのカイブツ」「MIRRORLIAR FILMS Season1 暴れる、女」「アンダードッグ」「こどもしょくどう」「きばいやんせ!私」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「嘘八百シリーズ」「デメキン」「お盆の弟」「百円の恋」「恋」「童貞放浪記」「MASK DE 41」他
●映画(脚本・監督)
「雑魚どもよ、大志を抱け！」「しちゃったね」「喜劇 愛妻物語」「14の夜」
●ＴＶ・配信ドラマ
「ブギウギ」「拾われた男」「六畳間のピアノマン」「ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!」「盗まれた顔 ～ミアタリ捜査班～」「いつかティファニーで朝食を」「佐知とマユ」他
●舞台
「したいとか、したくないとかの話じゃない」「もうラブソングは歌えない」

小松與志子（こまつよしこ）　シナリオ作家

大阪市出身。青山学院大学文学部卒業。子育ての傍らシナリオ講座に通い、第19～21期研修科を修了。「百年の橋」で第8回大伴昌司賞、「燦めいて散る」で第2回日本シナリオ作家協会賞佳作。時代劇「八丁堀捕物ばなし」で脚本家デビュー。FMシアター「カーン」(04年)、「奇跡の星」(05年)、「2233歳」(14年）で芸術祭大賞。その他、ヒューマントラストシネマ最優秀脚本賞、放送文化基金優秀賞、ABU（アジア太平洋放送連合）賞最優秀賞など受賞多数。

●映画
「宣戦布告」「油断大敵」他
●ＴＶ
「うつ病九段」「そろばん侍 風の市兵衛」「全力離婚相談」他
●ラジオ
「髪にふれる」(放送文化基金優秀作品賞)「ラジオ・キラー」「秋のレッスン」「聞こえの彼方」「指の記憶」「うつ病九段」(ABU賞）「料理人季蔵捕物控」「世界の終わりの魔法使い」「宮部みゆき時代小説短編集」他
●舞台
「山本周五郎の妻」「野毛武蔵屋 -三杯屋の奇跡-」他

長谷川隆（はせがわたかし）　シナリオ作家

1962年兵庫県出身。大阪外国語大学卒業。テレビ番組制作会社でＡＤを務めた後、映画の現場に転じてフリーの助監督となる。映画「香港パラダイス」で助監督籍のまま脚本に参加、その後脚本家となり、映画を中心に活躍中。

●映画
「リンキング・ラブ」「太陽の蓋」「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」「クローズEXPLODE」「猿ロック THE MOVIE」「陽気なギャングが地球を回す」「ガキンチョ★ROCK」「大阪プロレス飯店」「真夜中まで」「東京★ざんすっ 東日暮里五丁目」「ＧＴＯ」「マグニチュード 明日への架け橋」「香港パラダイス」他
●ＴＶドラマ
「明日への誓い」「中学生日記」「48年目の遺書～作家・野坂昭如の戦後～」「泣きたい夜もある」他

加藤正人（かとうまさと） シナリオ作家

1954年秋田県出身。プロットライターを経て、84年にっかつロマンポルノで脚本家としてキャリアをスタート。「女学生の友」で菊島隆三賞、「雪に願うこと」で毎日映画コンクール脚本賞、「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」「ふしぎな岬の物語」で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。

●映画
「碁盤斬り」「Ｇメン」「愛のこむらがえり」「破戒」「凪待ち」「ミッドナイト・バス」「彼女の人生は間違いじゃない」「エヴェレスト 神々の山嶺」「ふしぎな岬の物語」「だいじょうぶ３組」「草原の椅子」「天地明察」「雷桜」「孤高のメス」「クライマーズ・ハイ」「日本沈没」「雪に願うこと」「誰がために」「機関車先生」「三たびの海峡」「800 TWO LAP RUNNERS」「ファンキー・モンキー・ティーチャー」「ゲレンデがとけるほど恋したい」他
●ＴＶ・配信ドラマ
「火花」「よど号ハイジャック事件」「ビタミンＦ」「天国への階段」「水の中の八月」他

高橋郁子（たかはしいくこ） シナリオ作家・朗読劇演出家

脚本家・朗読劇演出家。朗読劇ユニット idenshi195（イデンシイチキュウゴ）主宰。日本シナリオ作家協会、日本劇作家協会会員。2001年より朗読劇の作・演出、2007年よりアニメーションの脚本を手がける。2011年、独自の朗読脚本「言葉の楽譜」を元に、新しい朗読劇のスタイルを確立。俳優の生声と生身の存在感で、空間を物語の現場に変え、観客の脳に映像を映す「朗読キネマ」を上演し続けている。人間の内面を繊細に見つめる描写に定評がある。

●映画
「アシュラ」
●ＴＶアニメ
「聖闘士星矢 セインティア翔」「ヒーリングっど♥プリキュア」「スタミュ」「青の祓魔師」「図書館戦争」「墓場鬼太郎」「モノノ怪」他
●舞台
「モノノ怪～座敷童子～」「風の聲 ～妖怪大戦争 外伝～」「潮騒の祈り」「眼球綺譚/再生」「葵上」「船弁慶」「殺生石」「大樹釈尊」「ゴールデン街★青春酔歌」他

☆オムニバス映画「Mothers マザーズ」が2025年1月下旬新宿K’s cinemaにて公開予定！

☆朗読劇「潮騒の祈り」が2025年1月中旬、上演予定！

山口智之（やまぐちともゆき）　シナリオ作家

1988年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後にシナリオ講座を受講し、脚本家の加藤正人、足立紳に学んだのち2017年にTV「さぼリーマン甘太朗」でデビュー。2022年、NHKで立ち上げられた脚本開発チームWDR(Writers’ Development Room)プロジェクトメンバーに選抜。

●映画
「笑いのカイブツ」「きばいやんせ、私」「こどもしょくどう」
●ＴＶ／配信ドラマ
「ケーキの切れない非行少年たち」「War Bride　91歳の戦争花嫁」「まったり！赤胴鈴之助」「さぼリーマン甘太朗」

☆TVドラマ「3000万」(出演: 安達祐実、青木崇高 ほか)が10月5日(土)放送スタート！