9月10日研修科昼間部 (石田)
こんにちは、研修科昼間部の石田宗久です。
何といっても、本日は、荒井晴彦先生の最後の授業。
提出作品は三作品でした。
私の場合、6月に出した作品の講評から3カ月。
(この間、怠惰な性格で何も手が付けられなかった。
焦ったのは、今回の作品提出の数週間前…)
前回の講評から、家族の設定と主人公の職業(フリマ)を生かして、他の登場人物を増やし、キャラクターを作り変えました。
とりあえず、120のシーン(小箱)を書き提出。
まず、先生から「これ、コンクールだすの?」と聞かれ、「…だしたいと」答えました(汗)。
それから、怒涛のような講評が続きました。
まず、ファーストシーン「つかみはこれじゃだめ!36シーンから(離婚した夫婦が滑稽にからむ)…元女房の仕事何?…じゃ、絵にしないと、最初のうちに見せないとわからない…途中の主人公のナレーションいるの?今の回想じゃ強引…説明セリフ多い…じゃ、回想は最初のほうに数シーン使って、説明がはぶける…板つき説明多いんだよね。ここの板つきダブルから、間に違うシーン入れて…この女の根本の設定変えないと…これじゃ6,70年代女だよ…ラストシーンは、この女と出ていくんじゃなく、もう一度結婚をやり直す…そこから逆算して書き直す。娘がやっぱり薄いもっと考えて…など、など」
荒井先生の講評は、的確かつ具体的で、登場人物の深部まで洗い出される。
書き手の無能さがさらけだされた。(ああ、だめだよな俺は…)
でも、先生の言葉の端々には、シナリオへの厳しさや愛情を感じた。
もっと、考えて、ちゃんと書けよ!と…
一時間を超える講評で、メモに取り、先生の質問にしどろもどろに答え、思考回路は停止寸前でした。(今、読み返すメモは、何が書いてあるかわからないほど混乱していました。)
とにかく、最終日までに直して提出したい。
講座終了後、先に受講生だけで、新宿二丁目「bura」に(先週に引き続き、開店時間を早めてもらって、感謝します。)
まずは、ビールを飲み(講座終了後はほんとうにうまい!)その後、談笑。
映画、シナリオや趣味の話など。こんな時間が、いちばん楽しい。
その後、所用を終えた、荒井先生と講座の先輩の中野太さんが参加。
話はさらに盛り上がる。
数人が輪になって、最近観た映画についての感想や批判?
授業以外での受講生の個性が浮き彫りにされる。
(こいつ、こんなやつだったの?)
その後、研修科講師の井上正子先生と数人が合流。
女性同士で席を変え、談笑。
店は、シナリオ講座、貸切状態に…
時刻は、十時を過ぎ、一人二人と抜けていく。
最後に、数人が残り(終電がない)、「bura」から荒井先生、行きつけのゴールデン街の店に…
始発が動き出すまで、付き合っていただきました。
石田(第50期研修科昼間部)
一昨年秋から現在にかけて、継続して講座を受講。
その間、吉本昌弘さんや神波史男さん等からシナリオを学ぶ。