7月1日 基礎科夜クラス 受講生T
こんにちは。
シナリオを基礎から学びたくてシナリオ講座の基礎科を受講した、受講生Tと申します。
受講して早三か月、毎週講義が楽しみで、あっという間に時間が過ぎていきました。
基礎科ではまず映像やドラマとは何かを知る基礎講座や、
短編シナリオの執筆や、古典作品、名作シナリオの構造分析等を通して、
座学でシナリオを学ぶ事が出来ます。
自分はシナリオの勉強方法を聞けた事が嬉しかったです。
基礎科のゴールは、一時間のシナリオを書く事。
その前に、自分が書きたいシナリオのプロットを書かなければなりません。
そして迎えた7月1日、第一回目のご講評がありました。
担当は、木田紀生さん。
四本のプロットをご閲覧頂きました。
(木田さんは、先生と呼ばないで欲しいと仰っていたので「木田さん」とさせて頂きます)
自分もプロットを出しました。
自信がなくとても不安でした。
もう毎日毎日ご講評の事が頭を離れません。
拙作に対して木田さんのご講評は、
「観念的である」
「主人公の行動が、論理的にも本能的にも感情的にも繋がっていない」
「リアリティーがない」
「やりたい事が先走っている」等々。
あ、プロの方はこんな見方、考え方をするんだと驚きました。
とても厳しく感じ、辛く、折れそうになりましたが、
木田さんによる講義の冒頭で、
「作品を批評する事は、本人の人格や人間性を攻撃している訳ではない」
というお言葉があったので、自分は救われました。
そして、木田さんとの質問やラリーを経て、次の方向性が見つかりました。
講師の方は、お忙しい中、本当に熱心に受講生と向き合って下さいます。
また、シナリオ講座の良い所は、他の受講生の皆様からも貴重なご意見を頂ける事です。
直しに向けて、素敵なアイディアを頂戴致しました。
木田さん、皆様、ありがとうございます。
今回のご講評を受けて、自分はシナリオとは、
「枝葉を広げるのなら、幹をしっかり描かないといけない」
と感じました。
その幹を描けるかどうかは分かりませんが、これから直していきたいと決意しています。
手のかかる生徒ですが、皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。