5月27日研修科夜間部(蟹本)
輿水先生から私へのアドバイスは、「あなたの場合、書くことが苦にならないようなので、評価が定まった作家のシナリオを書き写すとよいでしょう。書き写すことで、柱・ト書き・会話が学べるだけでなく、その作家のもつ独特のリズムや構成を学ぶことができるでしょう」
恥ずかしい話なのですが、私の場合、シナリオの「て・に・を・は」がわかっていません。書くのは早いので、何作も書けるのですが、これ以上、書いても進歩がないから、「シナリオを書き写すべし」というアドバイスをくださいました。
それで、近くの図書館(蔵書が少ない)で、戯曲というジャンルのコーナーでみつけた『拝啓、父上様』と『黄色い涙』を書き写してみようと思います(なぜか、主演が二ノ宮)
輿水先生は「何を読んだらよいかわからないようなら、今度もってきてあげましょう」とおっしゃってくださったので、それも、とても楽しみにしています。輿水先生は「約束を守る男」で、生徒と約束した品を必ず持ってきてくださいます。三浦君は、先生が書かれたプロット・企画書を、平井さんは、DVDをゲット(お借り)していました。(うらやましーぃ)
私は3週連続、「読む気がしない」「興味がもてない」という研修科の仲間の評価を受けました。でも、一方で、そんな愚作のシナリオを、先生も研修科の皆さんも必死で読んで、アドバイスをくださいます(感謝、感謝、涙、涙)。
今回の仲間からのアドバイスで、チョーナットクしたのは、「老医師なのに、幼稚すぎる」「医師が犬を助けるのは、(社会に役立つ老医師を描きたいのならば)ない」などなど・・・(ホントニ、そうですよね)
私にとって、シナリオは入りやすかったですが、今、シナリオの難しさを痛感しています。でも、先生方や仲間のアドバイスを素直に受け入れていくことで、読み手に苦痛を与えないシナリオを書けるようになりたいと思います。
蟹本(第52期研修科夜間部)
4月より第52期研修科を受講する。