5月19日 創作論講義
初めまして、64期生研修科昼間部の下村と申します
シナリオ講座には、創作論講義という授業があります。
それは、週替わりで脚本家の方や映画監督の方が、シナリオについてだったり、映画についてだったりと、
とても熱く、2時間講義していただける授業です。
私は先月に講義して頂いた、「特命係長・只野仁」「女帝」など、
数多く脚本を手掛けておられる旺季志ずか先生のお話で
勉強になった事や心に残った言葉などをこの場をお借りして、紹介させて頂きたいと思います
講義のテーマは 「私のシナリオ作法・新人ライターの陥る罠」 でした。
私は、シナリオを書くにあたってのとても重要な作業「プロット」をいつもどんな風に書けばいいのか、
書いている内に、「これってプロットではなく小説の様な感じになっているのではないか・・・」と
プロットに悩まされる日々を過ごしていました。
しかし、この授業で旺季先生の言葉を聞いてハッ💡とさせられました。
それは、
・プロットは「起こる出来事」 ・シナリオは「芝居」 と、とても端的に、しかし深い事をおっしゃって頂き、プロットに対するモヤッとしたものが
「私、プロット書けるかも❗」とスッと希望に変わりました
しかし、また一つモヤッとしたものが生まれてしまいました。
それは、シナリオは「芝居」という言葉ですが、旺季先生は、シナリオは、
・アクション、リアクション ・言葉ではなく、行動!
とおっしゃっていました。
あぁ・・・どうしよう
私、滅茶苦茶、登場人物に喋らせちゃうな~・・・。
他の先生方もよくおっしゃる「説明台詞」ってやつです・・・
なかなか、行動に移すのって難しいですよね・・・。
旺季先生は、この「言葉ではなく、行動!」という言葉ですが、
シナリオだけでなく男性にも当てはまるとおっしゃっていました。
それは「あなたに、言うだけでなく、あなたの為に行動する男性は、それはいい男だ」
あぁ・・・いい言葉だな~・・・そうですよね、言うだけじゃ、ダメですよね
まずは、
行動=書いてみる!
シナリオや男性だけでなく、シナリオを書きたい!と思う、自分自身にも言える言葉だなと思いました。