12月1日創作論講義(最上)
「君もユナイト」
こんにちは、シナリオ講座研修科昼間部の最上究です。
今年度は暖冬だと言われていて、何か冬なのに少し暖かったりする日も有る中、
風邪、インフルエンザ、ノロと怖い物に怯えながら
湯たんぽを手放せない季節になりました
さて、そんな12月1日に小林雄次先生をお招きして創作論講義が有りました。
小林雄次先生は私にとって憧れの先生の一人です。
何しろ、あの『ウルトラ』シリーズに関わっていらっしゃるのですから!
蛇足になるかもしれないですが、私最上は特撮が大好きで、
円谷プロとか、東映とか、角川とか、東宝とか、会社はバラバラながらも
漁るようにビデオ屋に借りに行って観ています。
特に、敬称略ですが、『ウルトラ』ですと上原正三、金城哲夫、市川森一、
新しい所だと川崎郷太、太田愛、長谷川圭一なんかが好きなんです
そのある意味憧れの存在である小林雄次先生に、お昼からべったりでした。
お昼の部は「10年間脚本家を続けられた理由」という講題を頂きました。
ちょっと用事と重なって、途中参加になったのですが、参考になる意見が沢山聞けました。
特に面白かったのは「タグを増やす」という考え方です。
自分にタグをつけて行くのです。
『ウルトラ』のライター、『プリキュア』のライター、だとか、
恐怖物のライター、青春物のライター、みたいな感じですかね。
そのタグが、別の種類の作品を書く際に凄い強い味方になるのだそうです。
タグが増えれば別のタグで役に立つとも仰られおりました。
参考になりますね
他にも、自分の得意なジャンルと苦手なジャンルを見付けて行く事も重要との事でした。
これは最上の自分自身の課題ですね。
ちょっと胸にダメージが(笑)
その後、夜の部まで先生と講座生何名かでお茶をしました。
元々雄次先生とは、夏の公開講座でお会いしていたのですが、
またコアな話を聞かせて頂きました。
丁度12月1日は、我らが研修科昼間部の専任講師である
三浦有為子先生が脚本を書かれた「ウルトラマンX『共に生きる』」の放送日だったので、
その話を結構しましたね。
お話の中で、脚本家として続けて行くには
脚本を書く事が楽しくないといけないとも先生が熱弁されていました。
自分が楽しく無い脚本からは良い作品は生まれないとの事です。
その後夜の部 「『ウルトラマンX』の脚本ができるまで」も参加しました。
こちらはお昼の部よりも、もっと一つの作品にスポットを当てたお話でした。
『X』が、この最近の大河ドラマ的な『ウルトラマン』(私が大好きな『ネクサス』とか)から、
元々シリーズが持っていたオムニバス形式の作品への原点回帰が見られたとの事です。
『X』は確かにそうだな、と思いました。
凄いふざけた話も有れば、シリアスな回も有る。
そして連続物では無い事から、最近有りがちな、
「途中から見ると分からない」特撮では無い事が、狙って作られていたと知りました。
また、『X』がバディ物であり、同時にウルトラマンと主人公大空大地が
お互いに補完し合っているという設定も面白かったです
後半は、内田裕基さんもお話に加わって、現場の様子を詳しく聞けました。
その後、矢張りここで別れては勿体無いと、また有志を募って飲みに行きました。
とっても貴重な時間でした。
また是非、雄次先生のお話が聞ければ良いなと思いました。
と、言うより、雄次先生と一緒に仕事がしたいです! その為に、腕を磨きまくります!
頑張れ私!
今すぐ、ユナイトだ!
お粗末ながら、報告とさせて頂きます。
ご精読有難うございました