10月15日基礎科昼間部(蛭間)
まだまだ新しい環境に慣れないというか、いろんな事に手探りの状態の僕です。
今日は森岡先生の初講義でした。
その事について僕が今日は書かせていただきます。
本日はまず、森岡先生が脚本を書かれた『ツレがうつになりまして』の第一話を見ました。
感想を一言で述べるなら、「原田泰造かっこえぇわ」です。
彼の演技力に引き込まれました。
その『ツレがうつになりまして』を見た上で……
なんと、
先生が実際に使用した脚本を僕達に配布してくれました。
出来上がった作品とそれを比較して、どのようにドラマが出来ていくのか、を学びました。
原作付き作品は、その原作や原作者をリスペクトするのが当然大切であるということを実例をもとに話していただきました。
たとえば今回であれば、イグアナが原作者さんにとっていかに重要であるかとか……
そしてこの様に、実際に現場で使った脚本を元に書いた人から直接学べるということがこの講座の最大の売りで、それこそがその他の専門学校との違いなんだぞ!?と
さりげなく、このシナリオ講座のCMが入ったりしたのですが……(w)
まさにその通りだと思います。
実際に使っている物を直に見せられると、とても説得力があります。
その後、僕らが宿題で書いてきたシナリオを元にどう書くのかを学んだわけです。
言葉で説明されるよりも断然わかりやすいですね。
書いてきたものをこことここを直せ、って言われるわけですから。
さて、本日の流れはこんな感じでしたがそれ以外に話の中で僕の印象に残ったものを書こうと思います。
まず、シナリオを書く時に“金にする意識”を持っておくのと持たないのとでは違う、ということ。
映画やドラマにしたいという気持ち、人の椅子を奪うつもりで書け!とその気迫が大事だという話です。
次に、句読点は呼吸である。書いたら声に出して読んでみる、と。
書いたものを読んでみれば、たしかに自然なセリフかそうでないかがマルわかりですよね。
最後は「脚本は役者へのラブレター」です。
どんな意味が込められているかは、受けた人だけの秘密です。
でもなんとなく分りますよね?
この言葉はちょっと名台詞かもしれない……と僕は思いました。
いつかこんなことを言って、誰かに感銘を与えさせてみたいものですw
蛭間鉄平(第54期基礎科昼間部)
2009年4月、第53期基礎科受講。
2009年10月、第54期基礎科再受講。