2010.1.16

1月26日創作論講義(酒匂)

本日の創作論講義 「落語とシナリオ」
[講師] 立川談慶さん(落語家・作家・レポーター)

今日の創作論講義は落語家・立川談慶先生とシナリオ作家・安井国穂先生の対談。
教室に入った時、いつもと様子が違いました。
前方には長机が2個くっつき、その上には大きな座布団が1枚置かれていました。
そして着物姿で登場する談慶先生。そう、今日は初めに談慶先生の落語を聞かせて頂きました。

 

まずは「真田小僧」。
(こまっしゃくれた男の子がまんまとお父さんからお小遣いをもらうというストーリーです。)

 

二つ目は「紺屋高尾(こうやたかお)」。
(花魁の最高位である高尾太夫と、一介の紺屋の職人との純愛をテーマに据えたストーリーです。)

 

私は落語をちゃんと聞いた事もなく、詳しくもないのですが、談慶先生の表情、話し方、そしておもしろい内容に聞き入ってしまいました!!

 

終了後、先生は着物から私服に着替え、安井先生と共に色々なお話をしてくれました。
談志師匠のおもしろい話から、先程の落語の内容の説明、そして…
「落語は日本人の感覚と似ている。ストーリーのベースがしっかりしているから応用が利く。」とおっしゃいました。
シナリオライターを目指す私達にとって、落語を聞くのはとっても勉強になるとの事でした。
談慶先生は「まずは、千字寄席(落語のあらすじ)の本を読んで、気に入ったものは実際に聞くとよい!」との事でした。
すっかり落語にはまってしまった私…早速、本を買おうと思いました!

 

もっと詳しく書きたかったのですが、やはり、「落語は実際に聞くのが一番」と思い、今日の日記はこの辺で失礼します。

酒匂彩子(第54期基礎科夜間部)
話題の「アバター」、3Dメガネをかけて観たら…
鼻にメガネのあとがついて、しばらく消えませんでした(笑)