1月24日創作論講義
初めてブログをアップさせていただきます。
基礎科夜間部 目次ナノコです。
1月24日の創作論講義は井土紀州監督でした。
「マリア狂騒曲」「ふたりのシーズン」「ピラニア」「行旅死亡人」監督作品。 「私立探偵濱マイク」「64」「溺れるナイフ」 数々の作品の脚本も手掛けていらっしゃいます。
どんな強面の監督がいらっしゃるのかと思いきや、
声を聞いただけで心が澄んでいくような安心感。包容力。
説得力を持っていらっしゃる監督でした。
現在、課題のプロットで行き詰っている私にとって目からうろこのお話で、
質問もたくさん飛び交っていました。
自分のプロットは主人公が何をしたいのか迷子の状態で、先に進まず、、、。
作品を創作する際に一番大切なことは、 「問い」を持つこと。
主人公の動機はなんなのか?「問い」がテーマになるそうです。
問いに対して、主人公は何を考え、どう行動し、進んでいくのか?
(しつこくてすみません。。でも、これが全て!)
ある目的に向って動くけれど、様々な障害が主人公を悩ませ、狂わせる。
その摩擦(圧力)のかけ方が、強ければ強いほど解放されたときの快感は
何物にも代えがたいものがあります。
圧力のかけ方は個々のセンスと仰っていました。
普遍的なテーマでも圧力の与え方で、新しく斬新な作品に仕上がる可能性が。。。
そして「問い」をより深くするために資料を集め 自分なりに消化していくことも大事と!
資料を集め、取材をし、自分の中に落としていく。。。
初めはありきたりな「問い」がオリジナルに変化していく瞬間だそうです。
あと、もう一つ面白い作品の共通点だそうですが、
だらだらとした時間設定をしないことだそうです。
二十日とかは最悪。三日ないしは一週間。
日付変更のラインが少なければ少ないほど秀逸の作品が多いと。
なるほど早速、自分の作品も。。。とそう簡単にいくのか不安なところですが、
一週間の設定と、主人公の動機を明確にし、
次回の講評では書きはじめられるように頑張ります!
恋なのか、仕事なのか、はたまた何にもしないのか。。。