2015.5.28

5月28日 基礎科昼間部(宮内)

「シナリオ講座」って、どんなことをしているのだろう 👀
シナリオの勉強をしたいと思っている人は知りたいですよね。
そこで、今日はシナリオ講座の基礎科の授業を再現してみたいと思います。
申し遅れました。
私は第65期基礎科昼間部の、宮内といいます。
あ、男です。
念のためですが。

 

暑かった5月の最後の授業は
岡芳郎先生の「セリフ」について。
岡先生といえば、
人気刑事ものの『ハンチョウ』を手掛けたシナリオ作家です。
第65期基礎科昼間部はもうひとり、
三浦有為子(ういこ)先生との二名体制で進んでいます。
三浦先生は『明日の記憶』という作品で
日本アカデミー賞優秀脚本賞✨を受賞したシナリオ作家。
岡先生も三浦先生も、
シナリオライターを目指す人ならもちろん知っているかと思いますが、
知らなくても大丈夫。
私も知らなかったですから。
三浦先生が女性というだけで昼間部に入った不届き者

 

すみません、「セリフ」の話でしたね。
4月の開講から約2ヶ月が経ってようやく「セリフ」まで来ました。
岡先生は大学でも授業をされていますから理論的に話されます。
板書もします。
一方、三浦先生は実践的。
頭で考え、身体で覚える。 鍛えられます。
それに二人の先生とも「これは!」という名作を
授業の合間に紹介してくれたりします。
やっぱり映画は観ないと✊
三浦先生とは今年100本の映画を観ようねと
ゆびきりげんまん(心の中で)させられました

 

この日の授業では
小津安二郎の「麦秋」の「セリフ」の魅力を
私たち生徒が本読みで感じとることもしました。
私は「ト書き」担当でしたが、できれば主人公をしたかった。
まあ、原節子役は無理ですが

 

いつも思うのですが
2時間という授業はアッという間に終わってしまいます。
いい映画を観ると
2時間なんて短いくらいに感じることがありますよね。
そんな授業を受けています。

 

しばらくは「エンドマーク」でなく、
「to be continued(つづく)」です。