2012.8.28
8月25日研修科昼間部(松)
親愛なる読者の皆さま、残暑お見舞い申し上げます。
そして、講座生活も残り1ヵ月となりました。早いものですね。
今日の講義は桂先生で、講評を受けるのは僕とkさんだ。kさんの作品はいつも大人っぽくて、大変勉強になる。
これまで提出されたプロットの中からシナリオ化に選ばれただけあって、今日(8月25日)の作品は、家で読んでいても唸らされる逸品だ。かたや、僕のほうは後で気がついたのだが、誤字・脱字が多く、以前、桂先生から指摘された課題も全て直せたわけではない。今回、提出は諦めようとしたが、勿体ないような気がして、無理に提出した。当然、講評も芳しくなく、後味悪い時間であった。
そして、今日は授業後、桂先生のお誕生日会を催すことになっている。先生、83回目の誕生日だ。
シナリオ会館から場所を都内某所に移動する。
誕生会が始まる。
「こんなことしてもらうなんて初めて」といわれる先生。
心なしかその目が潤んでいるような。
シャンパングラスでタワーを作り、タキシードに身を包んだ桂先生が最高級ドンぺリを上から惜しみなく注ぐ。シャンデリアの光に照らされる気泡はまるで光の粒のようで、なんという幻想的かつゴージャスな光景だろう。誕生会に出席した有志の口から自然とハミングが聞こえる。
それは……チャラチャラ♪チャラチャラ♪ラララ―♪
おお、こ、これは「ゴッドファーザー」のテーマではないか!!!!
桂先生がマーロン・ブランドにも、ん?あれ?デビィ夫人のようにも見える。一体、どうしたんだ、これは?
と、思ったら、ゆ、夢かぁ……
実際は「やるき茶屋」4階でチューハイと肴を少し、胃袋に入れた後、ケーキを切ってお祝いしたわけです。