2012.4.27

4月25日基礎科夜間部(安斉)

2012.4.25(木)あめ

斎藤先生の二回目の授業でした。

 

始まり早々に・・・・先週出た宿題のコピーたちが全員分配られました。

 

例外もなく、自分の提出した宿題もその中にあって・・・・・・・
(心の声)うわ・・・っ(-_-;)目を覆いたい感じでした。

 

が・・・案の定、先生からのご指摘「こんなセリフ言わないよな」
ははっ、仰せの通りでございます。(冷や汗のわたし)
なんであんなこと書いちゃったんだろーって後悔しても時すでに遅し・・・・。

 

今日の授業で特に印象に残ったのは・・・

 

映画(やドラマ)は「言葉はなくても観客に伝えたいことは届く」ということ。

 

確かに・・・・思いおこせば・・・

 

敬愛してやまないクリント・イーストウッド監督の『グラン・トリノ』
イーストウッド演じる主人公のラストシーンは何も言葉はなかったけれど、見事に彼の生き様
(人生のすべて)を見たし・・・

 

『ニュー・シネマ・マラダイス』では
主人公の映写室で上映されていた、つなぎ合わせたラヴシーンの数々・・・セリフはなくても涙が止まらなかった・・・・

 

小津安二郎の『東京物語』
笠智衆が、普通にただ一人、自宅の茶の間に座って団扇であおいでいるだけのシーンでさえもグっときた・・・

 

どんどん、思い浮かぶ。映像ってスゴイ!

 

いや、いや感心している場合ではないのです。

 

ふとsteve jobsのスタンフォード大学のスピーチを思い出しました。
「connecting the dots」の話。彼の人生の岐路を三つの点になぞらえた
スピーチです。三つの点で彼の人生が一本の線になったと。

 

映画も、「脚本」・「監督」・「役者」の三つの点がひとつの線に並ぶことが出来た時に
『名作』が生まれるのかもしれないなと思いました。

 

せっかく勉強を始めたのに、レベルが高くてついて行けるだろうか・・・・かなり臆病になっている私。
すっかりお気楽モードで入学してしまい・・・なんでここにいるんだろう?と場違いな感じに怖気づいています。

 

どうしよう・・・これから・・・・
「stay hungry stay foolish.」
でも、steve jobsのメッセージがちょっとだけ勇気をくれました。
映像もすごいですが言葉のチカラもやっぱりすごいものです。

 

追伸:
あんなに大量の宿題を読んでくださった斎藤先生、どうもありがとうございました。
ふつつかな生徒ですが、どうぞ、これからもご指導下さいますようよろしくお願い申し上げます。