4月25日基礎科夜間部(安斉)
2012.4.25(木)あめ
斎藤先生の二回目の授業でした。
始まり早々に・・・・先週出た宿題のコピーたちが全員分配られました。
例外もなく、自分の提出した宿題もその中にあって・・・・・・・
(心の声)うわ・・・っ(-_-;)目を覆いたい感じでした。
が・・・案の定、先生からのご指摘「こんなセリフ言わないよな」
ははっ、仰せの通りでございます。(冷や汗のわたし)
なんであんなこと書いちゃったんだろーって後悔しても時すでに遅し・・・・。
今日の授業で特に印象に残ったのは・・・
映画(やドラマ)は「言葉はなくても観客に伝えたいことは届く」ということ。
確かに・・・・思いおこせば・・・
敬愛してやまないクリント・イーストウッド監督の『グラン・トリノ』
イーストウッド演じる主人公のラストシーンは何も言葉はなかったけれど、見事に彼の生き様
(人生のすべて)を見たし・・・
『ニュー・シネマ・マラダイス』では
主人公の映写室で上映されていた、つなぎ合わせたラヴシーンの数々・・・セリフはなくても涙が止まらなかった・・・・
小津安二郎の『東京物語』
笠智衆が、普通にただ一人、自宅の茶の間に座って団扇であおいでいるだけのシーンでさえもグっときた・・・
どんどん、思い浮かぶ。映像ってスゴイ!
いや、いや感心している場合ではないのです。
ふとsteve jobsのスタンフォード大学のスピーチを思い出しました。
「connecting the dots」の話。彼の人生の岐路を三つの点になぞらえた
スピーチです。三つの点で彼の人生が一本の線になったと。
映画も、「脚本」・「監督」・「役者」の三つの点がひとつの線に並ぶことが出来た時に
『名作』が生まれるのかもしれないなと思いました。
せっかく勉強を始めたのに、レベルが高くてついて行けるだろうか・・・・かなり臆病になっている私。
すっかりお気楽モードで入学してしまい・・・なんでここにいるんだろう?と場違いな感じに怖気づいています。
どうしよう・・・これから・・・・
「stay hungry stay foolish.」
でも、steve jobsのメッセージがちょっとだけ勇気をくれました。
映像もすごいですが言葉のチカラもやっぱりすごいものです。
追伸:
あんなに大量の宿題を読んでくださった斎藤先生、どうもありがとうございました。
ふつつかな生徒ですが、どうぞ、これからもご指導下さいますようよろしくお願い申し上げます。