2009.5.26

5月26日創作論講義(三浦)

本日の創作論講義「企画とショービジネス」
講師/山田耕大さん(シナリオ作家・プロデューサー)

 

二時間、ご自身の経歴を交えながら、映画の歴史、映画の現場を熱く語られた山田耕大先生は、最後にこう締めくくられました。

 

「大衆向けに品質を落とすことを考えて成功したためしはない。常に上を目指していなければ、いつかは大衆に拒否されるだろう」

 

こう思ったのは私だけかもしれませんが、先生は面白おかしいエピソードを取り入れながら、十数兆円規模のコンテンツビジネスとしての映画、アメリカ映画業界の肥大化。シナリオライターの現場の話を聞き、難しいことが多く私の知らないことばかりで己の無知を痛感しましたが、締めの言葉を頂いて、励まされたような厳しい世界を生き抜くライターのあり方を先生ご自身を通して見せていただいたような気がします。

 

三浦(第53期基礎科夜間部)
2009年4月から、シナリオ講座基礎科夜間部を受講。