2009.5.20

5月20日研修科夜間部(三浦)

研修科講義、第四回目。
本日は掛札先生の担当だったのだが、前回の講義の際に生徒達が提出したプロットが多かった為、急遽、鈴木先生も講評に参戦し、二つのクラスに分かれて生徒達が書いてきた作品への講評が行われた。
自分の出したシナリオを講評して下さる先生が、掛札先生だった為、教室の出席簿に丸をつけるや否や、六階のライターズ・サロンへ。

 

個人的に、掛札先生の講評は初めてだったのだが、先生のシナリオの読み込み能力に脱帽。もとい、自分がいかにシナリオを読めていないかということを痛く実感。
単純な構成としての矛盾や、登場人物が分かっていても、読んでいる(観ている)人が分かっていないような状況におかされ、観客が置き去りになってしまっている点などを、端的に、しかし的確に指摘して下さる。

 

もちろん、先生だけの意見だけではなく、生徒達の講評も貴重だ。自分で書いたものには、どうしても客観的にはなれないもので、なんで気付かなかったのだろうというような矛盾や、欠けていたもの、どうすれば分かりやすくなるか、面白くなるかということへの意見や感想など、書き直す為の刺激を受ける。
まだ名前は知らないけれど。

 

講義終了後は、鈴木先生達のクラスと合同で恒例の飲み会へ。シナリオ会館、近場の飲み屋はほぼ、毎週自動予約だ。基本的に飲むというよりも、しゃべることがメインなので九時過ぎから終電近くまでいるのにも関わらず、だいたい千五百円から二千円と値段もリーズナブルだ。

 

飲み会の際に必ず出てくる話題は、やはり映画の話だ。自分自身も映画は観ていた方だと思っていたのだが、ここに通い始めてからいかに自分が映画を観ていないかということを思い知らされた。例のごとく、今日もいかに自分が映画を観ていないかということを実感し、全然話題に入れなかった。もっと映画を観なくてはならないなと、思った。

 

今週末、近くのツタヤが半額なので、ちょっと足を運ぼうと思う。

 

三浦(第52期研修科夜間部)
東放学園映画専門学校卒業。
2009年4月、第52期研修科に入学。