4月28日創作論講義夜間部(藤井)
本日の創作論講義(夜間部) 「業界の生き残り方」
講師/丹羽多聞アンドリウさん(BS-i プロデューサー)
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4月28日。今日は楽しみにしていた講義の日。
学校の前に先週体調を崩してしまった母のその後の経過診察に付き添うため、朝から早起きして病院へ行く事になっていた。
10時には受付を済ませ、11時30分にやっと待合室に通される。病院は待ち時間が長くて大変だ。いつもバッグに入れてるのにこんな時に限って『聖☆お兄さん』(っていうマンガがあるんですけど)置いてきちゃった・・・みたいな事を考えながら、診察まで待たされた時間は・・・なんと、5時間!!
死んじゃうよ。こんなに待たされたらオカン死んじゃうよ。
心配で横に座る病み上がりたての母に目をやると、ものすごい形相で怒りを表現していた。良かった。すげー元気そう。
その後もかなりの間待たされ続け、待合室は親子二人分の負のオーラに包み込まれ、そのあまりの空気の悪さに寿命を縮めた方がいらしたら、心の底から謝りたい。
そうこうしているうちに、もう学校へ行かなきゃ間に合わない時間になり後ろ髪をひっこぬかれる思いで母を置き去りにして学校へ。
母さん、ごめんね。あたい、夢をつかむために東京さ行ってくる。あとは姉ちゃんよろしく・・・・。
講義内容は丹羽多聞アンドリウ先生による『業界の生き残り方』。
今一番ドラマを生み出しているプロデューサーと言っても過言ではない!!というすごい方が先生だ。
ついこの間まで、脚本家になりたいけど・・・なりたいけど・・・と、うじうじしていた自分にとって神様のような存在すぎて、うっかり後光が見えました。
先生は終始軽快にサバイバルゲームで生き残る為の心構えや、新人ライターとして、ここは押さえておけ!!ここは勘違いするな!!という大変現実的でおそらく普通の学校じゃ教えてもらえない業界の本音の部分を、面白く、わかりやすく、実名を出しつつ(笑)話して下さった。
ちょっぴり早口な先生の言葉を聞き逃さないように、歯を食いしばりながら必死にメモを取り、今日1日で学んだ教訓はこちら。
①テレビは冒険だ!守りに入ったら負けだと思え!
②泣く前に直せ!喜んで直せ!
③仕事は断るな!寝る間も惜しめ!
④『できない』って言うな!!
⑤チャンスが来たら食らい付け!
⑥狙い目はAPだ!!
⑦病院は予約して行かないとひどい目に遭う!!!
でした。その後、母は元気にお茶をすすっているよと姉から連絡があったので、安心して受講生のみんなと居酒屋へ。
なんだかものすごく熱く語り合ったような気がするんだけど、朝から色々あったせいか、頭がクラクラしてしまって話の内容を殆ど覚えていないのです。
楽しかったことと、みんなが頭痛が治まるマッサージをずっとしてくれていたことは覚えているよ。有難う。
また飲みに行きましょうね。
藤井(第53期基礎科夜間部)
横浜市出身。
好きな映画は 山田洋次監督 『15才 学校Ⅳ』
スキンケアの販売の仕事をしながら学校に通っています。
肌についてのご相談ならいつでも受け付けますのでご遠慮なく